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ソーラーパネルを設置する前に知っておきたい太陽光発電の話 [太陽光発電のお悩み]

近頃、あちこちでソーラーパネルを設置して太陽光発電をしているお宅や土地を見ることが増えました。

発電効率も昔に比べると随分と良くなり、「太陽光発電は儲かる」なんて話をたまに聞いたりもしますが、実際はどうなんでしょうか。

気になったので少し調べてみました。




太陽光発電とは?

太陽光を太陽電池(ソーラーパネル)を用いて直接的に電力に変換する発電方式のことです。

太陽光発電をするためには、最低でもソーラーパネル・パワーコンディショナー・接続箱の3つが必要で、用途などによっては売電用電力メーター・蓄電池・チャージコントローラーなども必要になります。

再生可能エネルギーなどと呼ばれることもあり、非常に環境にやさしい発電方式としても有名です。




太陽光発電のメリット

・発電した電力を電気会社に売ることができる

「発電した電力を全て電気街者に売る」もしくは「発電した電力を自宅で使用し、余った電力を電気会社に売る」ことができます。


・都道府県や自治体から補助金を受け取ることができる

各都道府県によって得られる補助金の額は違いますが、私の住む香川県では1kWあたり2万円(上限8万円)の補助金を受け取ることができます。

市や町からも補助金が出ていることも多いので、気になる人はそちらも各自で調べてみてください。

ちなみに2016年の1月現在、国からの補助金は存在しません。

代わりに固定価格買取制度が実施されており、10kW未満の余剰買取の場合、1kW33円で10年間買取り続けてもらうことができます。


・災害時に役に立つ

地震や崖崩れなどで電線が遮断されたとしても、配線や機器が壊れていなければ非常用電源として機能し続けてくれます。


・10年間ほぼメンテナンスフリー

基本的に掃除は不要で、ソーラーパネルを拭き掃除したりする必要はないとのこと。

ただ、できるだけ日々の発電量などをチェックしておくと、パワーコンディショナーの不具合などに気づきやすいそうです。




太陽光発電のデメリット

・設置費用が高い

一般家庭で導入する場合100~200万円の初期費用がかかります。

初期費用を完全に回収するのに10~12年ほどかかると言われています。


・発電量の不安定さ

天候や地域によって年間の発電量が大きく違うため、予定通りの発電量になるとは限りません。

太陽光発電を始める前に自分の住む地域のことを調べておきましょう。


・耐用年数まで使い続けるためにはメンテナンスが必要

太陽光発電システムの耐用年数は20年ほどまで伸びていますが、実際に20年間使い続けるためにはメンテナンスが必ず必要になります。

例えば、ソーラーパネルで発電した直流電流を家で使える交流電流に変換する役割を持つパワーコンディショナーの寿命は10~13年程度なので、20年間使い続けることはできません。

ちなみにお値段は1つ25万円以上します。


・ソーラーパネルは実はとても重い

ソーラーパネルは見かけだけはすごく軽そうに見えますが、実はかなりの重量があります。

一般家庭に設置されているものだと、240~400kgもあるそうです。

設置する際は耐震の判定をしてくれるしっかりした会社を選びましょう。




その他の太陽光発電豆知識

・太陽光発電の設置費用は参入する業者が増加した影響で年々下がっている。
2001年約270万円→2011年約180万円。

・太陽光発電の発電効率は年々上昇し、最近では20%を超えるものも出てきた。

・大量生産されるようになったおかげで工場などの設備がよくなり、研究も進んだため、太陽光発電システム自体が昔のものに比べて壊れにくくなっている。

・消費税が10%に上がるのは2017年(平成29年)4月1日なので、太陽光発電を設置するなら今年中に設置するようにしましょう。



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